3日付のDNAインフォによると、ニューヨーク市保健衛生局(DOH)は同日、12歳以上の市民を対象に、市内医療施設で無料または低費用でエイズおよび性感染症検査を実施することを発表した。
これは、市が2300万ドル(約23億3千万円)を投じて進めるエイズ撲滅計画の一環で、月〜金曜に予約なしで市内5区にある9つの施設で検査を受けることができる。マンハッタン区西100丁目のリバーサイドクリニックとブルックリン区フラットブッシュ・アベニューのフォートグリーンクリニックでは、土曜も受け付ける。
エイズ、淋病、クラミジア、梅毒などの検査が受けられ、検査するのに在留資格を問わず、未成年であっても保護者の同意は必要ではない。また、症状が出ていない場合でも検査を受けることができる。
19歳未満の検査費は無料で、19歳以上は加入している保険や支払い能力に応じて料金が変動する。DOHは、これまでより30~50%多い市民が検査を受けることを見込んでいる。(DOHのウェブサイト: www1.nyc.gov/site/doh/services/clinics.page)