13歳少年がいじめを苦に自殺 父親がフェイスブックで学校を非難

 13日付のDNAインフォによると、スタテン島に住む13歳の少年が11日、同級生たちからいじめを受けていたことが原因で自殺したことが分かり、少年の父親がフェイスブックに投稿した動画内で、学校がいじめへの対策を講じなかったと訴えた。
 ダニエル・フィリッツパトリックさんは、同じ名前の息子、ダニエル君が学校でいじめを受けていたため、息子の通うブルックリン区ベイリッジにあるホーリー・エンジェルズ・カトリック・アカデミーへ出向き、対応を求めて校長に直接掛け合ったという。しかし校長は、「大丈夫。もっと頑張らなければいけない」という言葉を返しただけだった。
 11日夜、ダニエル君が自宅の屋根裏部屋でベルトを首に巻き、首を吊っているのを17歳の姉が発見した。近くで発見されたメモには、同じ学校の6年生数人の実名を挙げ、いじめを受けていることや、学校は何もしてくれなかったなどと記されていたという。
 これに対し、同校を運営するカトリック教区の広報担当は、学校はダニエル君の訴えに対して適切な措置を取ったと述べた。また、いじめたとされる同級生の1人を2日間の停学処分にしたほか、いじめ問題で生徒集会を開いたという。

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