少女失踪事件で重要証言 「射殺後、ワニが食べた」 

 8月30日付のNBCニューヨークによると、2009年に旅行先で行方不明になったニューヨーク州出身の少女について、別の事件で収監中の受刑者から驚くべき証言があったという。
 ブリタニー・ドレクセルさん=当時(17)=はサウスカロライナ州マートルビーチに訪れたきり、行方不明になっている。ある殺人事件で服役中のタクアン・ブラウン受刑者は当時、隠れ家となっていたサウスカロライナ州マックルランビルの家を訪れた際、誘拐されたドレクセルさんが数人の男といるところに居合わせたと述べた。また、そのうちの1人で、別の強盗事件で逮捕されたティモシー・ダショウン・テイラー被告=当時(16)=がドレクセルさんに暴行を加えたのも目撃した。ブラウン受刑者は、男たちからドレクセルさんがその後隙を見て逃げ出したものの、同被告に連れ戻され射殺されたと聞き、「殺された後にワニが生息する沼に沈められ、食べられたのだと思う」と米連邦捜査局(FBI)の捜査官に話している。
 ドレクセルさんの遺体は発見されていない。
 テイラー被告の弁護士は、「同受刑者の供述は、FBIにより強要されたもので全くのでたらめ」と反論している。

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