2日付のNBCニューヨークによると、ニューヨーク州イサカ市の名門コーネル大学に12歳の少年が入学し、アイビーリーグの最年少入学記録を打ち立てたという。
ジェレミー・シューラー君は、2歳で英語と韓国語の本を読み、6歳で数学の微分積分学を学んだ。両親ともに航空宇宙関連のエンジニアで、テキサス州グランドプレーリーで主に自宅で教育を受けて育った。大学進学適性試験(SAT)や高校の特進コース(AP)の数学や科学で高得点を取ったのは10歳のときで、既に大学入学レベルの知能を備えていたという。今回入学が実現したのは、父親アンディさんのアップステイトへの転勤が決まったためである。
「過去の実績を考えると当然の成り行き」と話すのは、ジェレミー君を受け入れた同大学エンジニアリング学部のランス・コリンズ学部長だ。「将来、誰も想像できなかった問題を解くかもしれないと思うと、非常に楽しみ」と語る。
母親のハーレイさんは韓国出身。同じく博士号を持ち、自身の研究よりも息子の教育に専念しているという。ジェレミー君の友達に関しては、「同じ年の子どもたちよりも、同じ知的レベルの人と打ち解けるので問題ない」と述べた。