6日付のニューヨーク1によると、人気ミュージカル「ジャージー・ボーイズ」が来年1月をもって、11年の歴史に幕を閉じ、ブロードウェーを去ることが分かった。
「シェリー(Sherry)」、「恋のヤセがまん(Big Girls Don’t Cry)」、「恋のハリキリ・ボーイ(Walk Like a Man)」などのヒット曲とともに、ニュージャージー州出身のフランキー・ヴァリ率いるボーカルグループ「ザ・フォー・シーズンズ」がスター街道を駆け上がる姿を描く同作品は、来年1月15日に千秋楽を迎える。同作品は2005年にブロードウェーに登場してから、4600回以上の上演回数を記録しており、ブロードウェーミュージカルとしては12番目のロングランを記録した。06年には、米国の演劇およびミュージカル業界で最も権威あるトニー賞で作品賞などを受賞したほか、14年には映画化もされた。
千秋楽まで残り数カ月だが、10月18日からはマーク・バラス氏が主役のヴァリ役を務めることが決定。同氏は、人気テレビ番組「ダンシング・ウィズ・ザ・スターズ」で優勝し、一躍有名となったほか、11年にはエミー賞で振付賞を受賞している。