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12日付のウォールストリート・ジャーナルによると、メトロノース鉄道(MNR)のニューヘイブン線で、2014年までに段階的に廃止されたバー車両が復活することになったという。
同線の車両を所有するコネチカット州運輸局からの正式発表は今週後半になる見通しだが、関係者の話によると、同局は新しい車両60台を発注し、そのうち10台がバー車両として使われる予定だという。
MNRのバー車両は、マンハッタン区のグランドセントラル駅から同線で帰宅する利用客らに特に愛され、少なくとも50年間は運行していた。しかし、車両は旧式で大型だったため、同線が新型車両に刷新するのを機に廃止された。ニューヨーク州が運行するほかの2路線では、80年代にバー車両は廃止されている。
バー車両の愛用者だったコネチカット州の女性はニュースを聞き、「バー車両で仲間とおしゃべりするのが楽しみで、ここで誰かの誕生日を祝うこともあった。再開は本当にうれしい」と述べた。また別の乗客は、「廃止後は乗降口のスペースに飲み物を持って集まり立ち話するのが習慣になり、金曜の夕方にはあの小さなスペースに多くの人が集まる」と話し、再開を心待ちにしているという。
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