14日付のフォックス5によると、ニューヨーク・ファッションウィーク(NYFW)期間中に、ダウン症の少年がモデルとして初めてニューヨークでのランウェーに登場し、話題になったという。
NYFW期間中はオフィシャル以外にもさまざまなショーが行われ、ジュード・ハスくん(15)は、そのうちの1つで10日にマンハッタン区で行われた子ども向けデニムブランド「BLU & BLUE」のショーに登場した。ハスくんは取材で、「観客の拍手や声援が聞こえたとき、どのような気持ちだったか」と聞かれ、「自分の姿に自信を持つことができ、人生で最高の瞬間」とうれしそうに話した。
ハスくんはテキサス州出身で、数年前から障がい者のアーティストやモデルが在籍する事務所に所属し、モデル活動を行っている。ハスくんの母親、レイチェル・ウォルバートンさんは、「昨今ダウン症の人がメディアに取り上げられるようになったことで、障がい者に対する世間の理解が深まっている気がする」と述べた。
NYFWのイベントを運営するプロダクション業者によると、「今シーズンはキッズ・コレクションも多く発表され、注目度が高かった」という。