広がる支援、助け合うNYC チェルシー爆発事件で

 17日夜のチェルシーでの爆発事件を受け、ニューヨーカーが互いに助け合うべく、支援の手を広げている。
 同エリアの最西で13丁目付近のホテル、スタンダード・ハイラインは18日、フェイスブックで「23丁目6と7番街に住んでいることを証明していただければ、部屋や食事を無償で提供します」といったメッセージを配信。この投稿は、あっという間に拡散された。
 また同日、事件現場近くのスターバックス23丁目と5番街店は、現場付近で任務に当たるニューヨーク市警察の警官や市消防局の作業員へ、無料でコーヒーやペイストリーを届けた。「Act of Kindness」と題された、この様子を収めた動画も瞬く間に拡散され、フェイスブックでのシェアは11万4千、いいねなどの反応は19万、コメントは5400を超えている。
 ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事とビル・デ・ブラシオ市長も、こうしたときは協力体制。ともに現場付近を視察し、ニューヨーカーたちを激励した。

地域住民と話す市長(左)と知事(右)(photo:  Michael Appleton/Mayoral Photography Office)

地域住民と話す市長(左)と知事(右)(photo:
Michael Appleton/Mayoral Photography Office)