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米国など世界各国で日本食などを販売するJFC International, Inc.が10日、マンハッタン区のニューヨーカーホテルで、北米市場でのさらなる販路拡大を目的とした見本市「SAKE EXPO & FOOD SHOW 2016」を開催した。毎年ニューヨーク市内の飲食関係者が中心に集まるイベントは、今年も会場が人で埋め尽くされるほどの盛況ぶりをみせた。
既に北米で浸透しつつある「白鶴」「北米伊藤園」「Azuma Foods」などの有名メーカーが並ぶ中、東海岸初出展で話題を集めたのは竹下本店(島根県)の無濾過生原酒「KAKEYA」。大量生産ではないが、通年を通しての出荷が可能だといい、これを目当てに熱心にブースで質問をするレストラン経営者の姿もあった。また、中野BC株式会社(和歌山県)の梅酒を蒸留した“梅スピリッツ”「貴梅酎」も、新しいタイプの酒として好評だった。
日本食や日本の酒を日常的に口にするニューヨーカーが増える中、現地のニーズに合わせてフレーバーや原材料などに変化を付けるなど、各メーカーがさまざまに趣向を凝らした商品をアピールし、日本食や日本の酒の幅広さがうかがえた。
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