3日付のDNAインフォによると、毎年10月から春にかけて流行するインフルエンザのワクチン接種についての調査で、18~34歳までのミレニアル世代の半数以上がワクチンを接種しないつもりであることが明らかになった。
ウォークインクリニックをニューヨークやニュージャージー州で展開するシティーMDが行った調査の結果では、18~64歳の回答者2080人のうち、ミレニアル世代の52%がワクチン接種を「希望しない」と答えた。全体平均では同回答が42%であるのに比べて、マイペースさが特徴といわれるこの世代の、予防意識の低さが浮き彫りとなった。
彼らが予防接種を受けない理由として、49%が「ワクチンの効果を信用していないから」、25%が「お金を使いたくないから」、23%が「自分はインフルエンザにかからないから」と回答した。
しかし、同院の医師はインフルエンザについて「年齢を問わずかかる可能性があり、症状が重くなると入院が必要になる病気だということを理解してほしい」と話し、また「ワクチンは全ての種類のインフルエンザ感染を防ぐものではないが、リスクを下げることができる」と、その有効性を訴えている。