6日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、5日に発表されたマリスト大学とウォールストリート・ジャーナル、NBC4が共同で行った世論調査で、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長の支持率が上昇していたという。
調査対象となった市の登録有権者の40%が、市長の仕事ぶりを「良い」または「素晴らしい」と答えていた。選挙資金調達を巡り、ニューヨーク州選挙法や収賄罪に抵触していた疑いが浮上したことで、地方検事局による捜査が進められていた今年5月の調査では、35%と最低の支持率を記録したが、有権者の46%が、市長は市の政治腐敗の一掃を推し進めていると考えており、市長が問題を大きくしていると答えた35%を上回った。また、先月マンハッタン区チェルシーで起きた爆発事件については、60%が知事の対応を支持している。
来年行われる予定の市長選で、デ・ブラシオ市長の再選に賛成と答えた有権者は50%で、昨年11月から7%上昇した。
7月に出演したテレビ番組で、ニューヨーク市長選への参戦をほのめかしていた、大統領選共和党候補ドナルド・トランプ氏の息子トランプ・ジュニア氏の出馬に反対と答えた有権者は80%だった。