日本クラブで12日、北陸信越地方運輸局主催による上越新幹線沿線都市の観光誘致イベントが行われた。上越新幹線の5つの駅(群馬県・高崎市、みなかみ町、新潟県・湯沢町、新潟市、佐渡市)沿線地域を新幹線で回る新しい観光の楽しみ方を各地域の観光協会代表者らが提案した。
これらの地域では、小麦や米、鮮魚、果物などその土地と気候が生み出す自然の恵みが多くあり、それらを使った料理や酒、菓子なども名産品として販売している。会場では、新潟県産コシヒカリの新米などが振る舞われ、実際に味わってもらうことで地元グルメの魅力をアピールした。
また、米国でも人気の日本酒のコーナーには、「北雪(北雪酒造)」、「越乃寒梅(石本酒造)」、「今代司(今代司酒造)」など約10種類が並んだ。新潟市や湯沢町では観光客向けの酒蔵ツアーも組まれているといい、参加者の興味を集めた。
公益財団法人・新潟県観光コンベンション協会の横山裕事務局次長は、「(新潟県は)季節によって楽しみ方が変わるため、(訪れる時期によって)違った風景が広がる」と同市への観光を誘致した。