ビッグなアップルビジネス リンゴ酒関連3倍に

 ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事室が18日、州において2014年以来、日本ではシードルとして知られるサイダー(リンゴを発酵させて作るアルコールを含む飲料)などの製造工場や農場など関連事業が3倍に増えていると発表した。
 これは、13年10月に州が施行した「サイダー事業許可制度」の影響だとみられる。州原産の収穫物を通して、産業を促進するというこの制度の狙いは的中したといえる。ニューヨークのあだ名はビッグアップルであることから、知事はこの結果を「良い相乗効果が生まれている」とし、観光業などにおいてもアピールしたい意向だ。

ニューヨークでは紅玉やジョナゴールドといった品種が有名で、秋真っ只中の今が旬だ (photo: Phongnguyen1410)

ニューヨークでは紅玉やジョナゴールドといった品種が有名で、秋真っ只中の今が旬だ (photo: Phongnguyen1410)