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18日付のエーエム・ニューヨークによると、今年6~9月間でシティバイクの利用者のうち、76%が男性で女性は24%と、ニューヨーク市内の利用者間には男女差があることが分かった。
市運輸局(DOT)のポリー・トロッテンバーグ局長は同日、マンハッタン区6番街の8~33丁目に新設された自転車専用レーンの開設式に出席し、女性にとっての利用のしやすさを強調すべく、局長自身がシティバイクに乗って女性の参加者らと一緒に走行するプロモーションを行った。「市が課題を解決し、今後多くの女性利用者を見るのが楽しみ」と取材で述べた。また、市とシティバイク社は、10月を「女性自転車月間」と定め、キャンペーンを実施してきた。
市内の自転車利用状況に関する調査によると、女性の自転車利用者が少ない理由として、女性は交通量の多い道路を避け、自転車専用レーンや歩行者と自転車の専用道路、または交通量の少ないブルックリン区の住宅街など一部でしか利用していないことが挙げられるという。マンハッタン区内に専用レーンを設置することで、男女差の是正が期待される。
DOTは今年中に、市内に総距離18マイル(約29キロメートル)の専用レーンを設置する予定だ。
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