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25日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、女性や子どものホームレスが急増する中、家を失ったプレKの園児が継続して教育を受けられるよう支援する法案が、来年度のニューヨーク州立法議会に提出されることが分かった。
同案は、ホームレス家庭のプレK児童に対し、家を失った後も同じ施設に通園でき、入園の優先権が与えられるよう定める。また、これに伴って学区が追加のスタッフを雇用した場合には、人件費を州が負担するといった項目も盛り込まれ、園児の教育へ支障が出ないよう支援するものだ。
今年の春には、ニューヨーク市の独立予算事務局が、「ホームレスの園児は、プレKの制度と仮住まいの生活の狭間で通園が途切れがちになる」とのレポートを発表し、法整備の必要性と重要性が高まっていた。
同レポートでは「ホームレスの園児は、2010~11年度から増加の一途をたどり、14~15年度の調査では、半数が通い慣れた施設を離れ、転園を余儀なくされている」とも報告されている。
同案は、今年度の州議会でも一度提出されたが、上院議会での発起人の決定や議決へ進む前に時間切れとなっており、具体的な過程へ至っていなかった。
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