10月31日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク市内の公園にはさまざまなルールがあり、知らずのうちに軽犯罪者となる可能性もあるので注意が必要だ。
1つ目は公園の木に登ること。市議会の公園管理委員会のマーク・レビン会長も「おかしなルール」と認めているが、これは禁止。壁、フェンス、噴水などにも登ってはいけない。2つ目は、公園の花を摘んだり、むやみに草木を採取すること。見つかれば、罰金の対象になり、シャベルなどの園芸用品を持ち込むことさえご法度だという。
このほか、国旗や校旗をたこや風船に付けて空中に飛ばす、賭けごとをする、金属探知機を使ってコインなどを探す、許可なく物品を販売する、テントを張ってキャンプをするなどしてはならない。
これらは、チケットを切られる程度で犯罪歴にも残らない。ただし、 凶器の所持や使用は罪が重くなることもある。パチンコも凶器とみなされるので要注意だ。さらに、樹木を含めて公園の資産に対して、重大な損害を与えた場合も立派な犯罪だ 。
公園管理局の広報担当は、「ルールは、全ての人に安全に楽しんでもらうため」として、順守を呼び掛けている。