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3日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長が二枚舌を使っていたことが明らかになった。大統領選民主党候補のヒラリー・クリントン氏がマンハッタン区のウォール街で行った高額な演説会に対し、公的には擁護する発言をしていたにもかかわらず、私的には痛烈に批判していた。
これは、ウイキリークスが同日、暴露したもの。このリークによると今年3月、同市長がクリントン陣営の選挙活動責任者、ジョン・ポデスタ氏へ宛てたメール内で、市長はクリントン氏が大手金融機関で行った演説は、「到底、弁護できるものではない」と記しているという。
当時は、州予備選の最中で、クリントン氏の強力なライバルであったバーニー・サンダース上院議員が、この演説会について詳細の公開を盛んに求めていた。それに対し、デ・ブラシオ市長は、テレビの討論番組やクリントン氏の支援演説の中で、「公開の必要はない」、「この演説での詳細よりも政治要項が大切」、「ウォール街の行き過ぎを是正し、富裕層の税金を上げる、進歩的な内容」などと擁護する言動を繰り返していた。
誰が大統領になるのかが、市長の命運を分けるかもしれない。
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