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14日付のNBCニューヨークによると、ブルックリン区の中学生グループが先週、イースト川でタツノオトシゴを発見したという。
同区フォートグリーンにあるスーザン・マッキニー美術中学校の生徒たちは、マンハッタン橋のふもとにあるカキの養殖区域で水質や育成状態の調査に当たっていた。その途中、水質が汚染されていることで有名なイースト川で見つかったのが、6インチ(約15センチメートル)ほどのタツノオトシゴだった。
イースト川側からマンハッタン島を挟んで反対側のハドソン川河口付近には、かつて22万エーカー(約892平方キロメートル)のカキ生息区域が存在していたが、乱獲と水質汚染でほぼ全滅状態となった。生徒たちは、ニューヨーク市周辺の水域でカキを繁殖させ、生息区域を復活させようという、ビリオン・オイスター・プロジェクトという環境保護活動に参加し、現在190万個のカキを育成中だという。カキは、水質改善の役目も果たすことが分かっている。
発見されたタツノオトシゴは、汚泥にまみれており、生死は定かではないが、環境保護団体のメンバーは「水質が改善している証拠で、タツノオトシゴは希望が湧く発見だ」と評価している。
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