冷めぬトランプショック 「付箋セラピー」増殖

 ドナルド・トランプ次期米大統領の誕生が決まってから1週間、ニューヨーク市で抗議デモなどが続く中、マンハッタン区の14丁目ユニオンスクエア駅では、選挙結果に気持ちの整理がつかないニューヨーカーらがその心境を付箋に書き、地下通路の壁に貼るプロジェクト、「サブウェー・セラピー」に参加する人が後を絶たない。連日集まる人々は、トランプ氏の当選に納得できない気持ちを書き出したり、他人のメッセージに共感している。
 14日にはニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事も訪れ、「ニューヨーク州よ、希望を持て」というメッセージを残した。

壁一面にあふれ返る付箋は、日に日に増えている=15日午後7時すぎ (photo: Daily Sun)

壁一面にあふれ返る付箋は、日に日に増えている=15日午後7時すぎ (photo: Daily Sun)