マンハッタンにあるフレンズアカデミー たんぽぽ幼稚園の河野茂ディレクター(以下:河)と年少組担任の大友あかね教諭(以下:大)、そして在園保護者(以下:保)の三者に、同幼稚園の魅力を語っていただきました。
“心の成長”育む日本の幼稚園
−保護者の方に質問です。現地の幼稚園がある中で、日本の幼稚園を選んだ理由は?
保:日本語・日本文化を学んだり、日本人であることの意識を持たせるためです。母親の私が日本人なので、子どもにも自分のルーツを伝えたいと思っています。米国の幼稚園は勉強面に重きを置いていますが、私は3歳児にとってはまだ早いと思います。それよりも幼少期には「心の成長を育むこと」が大切であると考え、たんぽぽ幼稚園はそこに重点を置いている点が大きな魅力でした。
−大友先生、担任として大切にしていることは何ですか?
大:現代の子どもたちは情報技術の飛躍的な進歩により、友達同士の付き合いが上手にできなくなっていると言われています。クラスでは仲間と過ごす心地良さを体感する機会を活動の中に多く取り入れ、友達の温かさやお互いの良さを知ることを大切にしています。
−保護者から見た、たんぽぽ幼稚園の長所を教えてください。
保:私たち“永住組”にとっては特に、日米の両方の教育を取り入れているところです。今年のテーマ、「サイエンス」は子どもの脳と心を刺激するとても良い試みだと思います。また、担任の先生は現地校、ESL、日本での経験があるので、さまざまな視点からアドバイスをくれます。入園時に言われた「任せてください」の一言がとても心強かったです。
−それは安心してお子様を預けられますね。
保:リバーサイドパークが隣にあり、マンハッタンで外遊びができる環境なのも良いですね。また、年に数回自分たちで作った料理をお昼に食べることもあり、その結果、家でも料理の手伝いに興味を示すようになり、子どもの成長を実感します。
−最後に河野ディレクター、たんぽぽ幼稚園について一言お願いします。
河:たんぽぽ幼稚園ではアットホームな雰囲気を大切にしています。そして園児・保護者・スタッフの「笑顔」があふれる温かい幼稚園にしていきたいと思います。子どもたちがのびのびと幼少期を送ることができるよう、一丸となって尽力して参ります。スタッフ一同心よりお待ちしておりますので、いつでも見学にお越しください。
フレンズアカデミー たんぽぽ幼稚園
310 W 103rd St
212-935-8535
www.japaneseschool.org
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