20日付のエーエム・ニューヨークによると、ブルックリンのエリック・アダムス区長およびデイビッド・ディンキンズ元ニューヨーク市長が同日、2017年の次期市長選で再選を目指すビル・デ・ブラシオ市長への支持を表明した。
区長は、同区にある教会で、市長を「市が必要とすることを理解している」と称賛した。市長は、次期米大統領に決まったトランプ氏との面談の中で、同氏が支持する市警察(NYPD)の職務質問法ストップ・アンド・フリスクが破綻し違憲であり、治安悪化を招くことを説明した、と述べた。
ディンキンズ元市長は同日遅く、市長がマンハッタン区の教会で演説した際に、市長を支持すると示した。
17日には、全米最大の不動産業労働組合32BJやごみ収集作業員の労働組合、制服公衆衛生職員組合などからの支持も受けている。
現時点で次期市長選に名乗りを上げた著名な候補者は市長だけだが、クリスティン・クイン前市議会議長やスコット・ストリンガー会計監査官などの名前も浮上している。