RELATED POST
18日付のDNAインフォによると、安楽死寸前のピットブルが、怒りを制御する「アンガーマネジメント」のトレーニングを受けることで、命拾いをすることになったという。
7才のシーザーは今年5月、チワワを噛み殺し、その飼い主にも噛み傷を負わせた。また、2010年にはネコを、15年にはマルチーズを噛み殺したことも災いして、ニューヨーク市は安楽死の判決を下し、以降シーザーはシェルター暮らしを余儀なくされていた。
スタテン島に住む飼い主、ダグラス・パナティエリさんは、公平な裁判を求めてマンハッタン区の最高裁に訴訟を起こしたが、9月に棄却された。しかし、納得のいかないパナティエリさんは市に喰らい付き、シーザーがアンガーマネジメントのトレーニングを1カ月受けた上、「まっとう」なことを証明する試験に合格した場合、安楽死を免れるという同意を得た。外出時には口輪をすること、飼い主も特別なクラスを受講することも条件だという。
シーザーは、シェルターに入っている間に20ポンド(約9キログラム)も痩せ、最近、重度の肺炎を患い緊急手術を受けた。パナティエリさんの代理弁護士は、扱いに問題があったとして、市を訴える意向だ。
RECOMMENDED
-
世界最強パスポートはどの国? 日本2位、アメリカは9位に
-
今年はNYで4つの美術館がリニューアルオープン!ニューヨーク・タイムズの「訪れるべき場所」にも
-
老舗廃業、かつては売り場面積最大の店も
-
ロス山火事、安否不明「多数」
-
「2025年に訪れるべき52の場所」ニューヨーク・タイムズが富山県を選出 隈研吾のガラス美術館にも注目
-
NY、NJ州境で大規模山火事 マンハッタンの「3分の1相当」が延焼か
-
津山恵子のニューヨーク・リポートVol.47 中居氏の謝罪、アメリカではあり得ない ジャニーズ問題を繰り返し人権蹂躙
-
異色ユーチューバー、ラオスでの児童買春を投稿、卑劣さが物議…海外での犯罪も罪成立
-
日本国旅券(パスポート)の国内集中作成開始に伴う留意事項 在NY日本国総領事館
-
NYで5つの「メイシーズ」が閉店 対象店舗は? ミニマーケットの出店も計画中か