28日付のDNAインフォによると、マンハッタン区アッパーイーストサイドの第2地区教育委員会が、中学入学申請の締め切りとなる12月2日を前に、各学校に関する質問を受け付けるホットラインを29日から開設し、志望校選びに迷う保護者らのサポートを行うという。
5年前から教育委員を務める担当のエリック・ゴールドバーグ氏は、自身も6年生になる娘を持つ父親。娘の学校探しを通じて現状に詳しくなったといい、学校のカウンセラーから得た情報だけでは不安を感じるという保護者たちの要望に応え、ホットラインの開設を実現させた。
同学区では、各中学校が成績や出席率をどのような基準で決めるかや、志望順位の決め方などについての情報を保護者に提供し、同氏はこれらを元に「どの学校に申請すべきかというよりは、各学校が志願者をどう選考するかについてアドバイスしたい」と述べている。
また、志望順位が1位の場合のみ入学を考慮する学校もある一方、順位は関係なく受け付ける学校もあるといい、同氏は「あまり知られていない有益な情報も紹介したい」と話している。相談は12月1日まで、午後5~9時の間に受け付け、同氏も電話対応に当たるという。