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11月30日付のNBCニューヨークによると、ブルックリン区ダイカーハイツで毎年人気の民家のクリスマスイルミネーションに、今年も見物人が殺到していることを受け、ニューヨーク市警察(NYPD)が交通規制を敷いたが、それが物議を醸しているという。
同区86丁目の10〜14番街辺りは、毎年民家の飾り付けが盛大に行われることで有名で、見学バスツアーも実施されるほど。今年もイルミネーションを一目見ようと多くの見物人が訪れている。しかし、これにより道路が大混雑するため、NYPDは来年1月3日まで午後3時〜夜中にかけ、路上駐車を禁止すると発表した。
NYPDは、見物人の安全を守るとともに、ツアーバスが走行できるだけのスペースを確保するとしているが、これに対し住民からは「駐車スペースが100台分も減り、日常生活に支障を来す」という声が上がっている。
住民の1人は、「税金を払っている市民の生活よりも、市は観光客を優先している」と不満をあらわにした。
しかし、地元地域委員会の代表は、「ツアーバスや見物客が来るのを止めることができない以上、安全確保が第一」と周辺住民への理解を求めている。
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