2日付のCBSニューヨークによると、ニューヨーク市警察(NYPD)は1日、ブルックリン区で、米税関および国土安全保障省(DHS)と合同で行った強制捜査の結果、数千台の偽造スマートフォンを押収したと発表した。
同区シープスヘッドベイのコニーアイランド・アベニュー2112番地の携帯電話販売店「フォーン・トレーダーズ」の店内と近くに停めてあった車両の中から同日、5万9千ドル(約670万円)の現金と、9千ドル(約100万円)相当のサムスン、アップル社製品を模造したスマートフォンや付属アクセサリーを押収。この摘発からわずか1時間後、当局は、同区ベンソンハーストで行った別の強制捜査でも、約2200台の偽のサムスン、アップルのスマートフォンと1万2千ドル(約140万円)の現金を押収した。
NYPDは両機関と共同で、偽造スマートフォンの密輸に関して9カ月間にわたり捜査しており、結果、これまでに合計1万1千台以上の偽物と7万1千ドル(約800万円)の現金を押収している。
米税関、DHS、犯罪企業捜査当局も合同で、ジョン・F・ケネディー国際空港での厳重な監視を続けており、これが今回の大量摘発に結び付いたという。