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6日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク州都市交通局(MTA)による、ニューヨーク市内全279の地下鉄駅で無料のWi-Fiサービスを提供する計画が順調に進み、年内に目標を達成するめどが立ったという。
同日の時点で、250以上の駅でWi-Fiサービスが利用できる。アンドリュー・クオモ知事の「21世紀にふさわしいMTAを」の声の下、この計画は2011年にスタート。「シームレスなコミュニケーションを必要とする現代、地下鉄利用者のニーズに応えることは急務」と語る知事が、今年1月、当初2017年末までに完了させるとしていた計画を1年前倒しさせた。その時点で、Wi-Fiが使える駅は140にすぎなかった。
ニューヨーク大学の交通機関テクノロジー専門家、サラ・コウフマン氏は、「大きな進歩。これで地下鉄利用は一変する」と語る。スマートフォンなどを通じ最新の交通情報を入手したり、緊急連絡も容易になるという。
現在、Wi-Fiマークが貼られた駅で利用できる。34丁目ヘラルドスクエア駅で実際にスマートフォンを使った利用客は、「レストランやコーヒーショップのWi-Fiよりもコネクションが良い」と語り、評判も上々だ。

Metropolitan Transportation Authority of the State of New York
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