11日付のDNAインフォによると、ニューヨークレストラン業界のカリスマ、ダニエル・マイヤー氏が経営するマンハッタン区の名物レストラン、「ユニオンスクエア・カフェ」が8日、同区19丁目の新しい店舗で営業を再開した。
新店舗は、以前の店舗からほど近く、通年のメニューと季節のメニューの両方を提供する。また、同じユニオンスクエア・ホスピタルグループ(USHG)の「グラマシータバーン」や「ノースエンドグリル」などと同様、接客係以外の従業員も含めた全員へ公平に報酬を与えるため、チップ分は料理の値段に含まれる。
USHGの広報によると、新しい店舗は以前の店舗より広く、明るい光が差し込む1階には95人分のテーブル席とバーがあるほか、2階には最大40人を収容できる2つの個室も備えている。さらに、同店のすぐ隣には、来年1月にコーヒーやサンドイッチを提供する「デイリー・プロビジョン」も開店する。
マイヤー氏はこの日、「1年ぶりに、再びドアを開けることができて大変うれしい」と再開の喜びを語った。
1985年から同区16丁目で営業を続けてきた同店は、リース契約の内容で折り合いがつかず、昨年末閉店を余儀なくされていた。