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2016.12.13 NEWS

市でヘイトクライム増加  市長、「大統領選の影響」

6日付のポリティコ・ニューヨークによると、ニューヨークのビル・デ・ブラシオ市長は同日、市でヘイトクライムが急増しているのは、大統領選挙が関係しているとの考えを明らかにした。
市警察(NYPD)の発表によると、今年11月9日~12月4日の間に起きたヘイトクライムは43件。昨年の同時期と比べて115%増だという。
市長のコメントは、この報告の直後に発表されたが、昨年は選挙の年ではないため、実際の比較の対象とはならない。しかし、2010~15年に起きたヘイトクライムに関するNYPDの調査によると、この5年間で最も多かったのは前回の大統領選挙が行われた12年で、403件発生していた。今年は4日までに360件が報告されている。10年は379件、11年は273件、13年は336件、14年は302件、15年は309年だった。
NYPDのロバート・ボイス刑事部長によると、ヘイトクライムは、全米や世界で広く報道されたイベントに反応して起こりやすい傾向にあるという。
今年報告されたヘイトクライムのうち、36%に当たる130件がユダヤ系住民に、28%に当たる101件が性的少数者に対するものだった。
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