13日付のSIライブによると、無料のWi-FiホットスポットであるリンクNYCのキオスク2台がこのほどスタテン島に登場し、これでニューヨーク市内の全5区に設置されたという。
2月にビル・デ・ブラシオ市長が発表してから、市内におよそ600台設置されてきたリンクNYC。キオスクでは、高速インターネットへの無料接続のほか、市の行政相談窓口311と緊急ダイヤル911への発信およびUSBケーブルによるスマートフォンなど端末機器の充電サービスなどを提供する。シティブリッジ社と市の情報技術・電気通信局(DoITT)が共同で開発したこのキオスクを、既に85万人以上もの人が利用してきたという。
同島初のキオスクは、ハイアン・ブルバードとニュードープ・レーンの角、また、ニュードープ・レーンと10丁目の角にそれぞれ設置された。
DoITTのアン・ロエスト氏は、「市内のほかのエリア同様、これからはスタテン島の住民や島を訪れる人々にも、この便利なサービスを利用してもらうことができる」と、同島にもようやく進出した喜びを語った。
キオスクの設置場所は、リンクNYCのウェブサイトでも確認することができる。