新しい年を迎え、皆さん忙しくされていることでしょう。寒さがしみる季節ですが、ニューヨークでは買い物やイベントなどで外出し、人混みに行く機会は多いものです。ニューヨークやその近郊では、気温は日に日に低くなりますが、建物の中に入ると暑いくらいに暖房が効いて乾燥し、外に出ると冷凍庫のように寒い、と実感したことがある方も多いのではないでしょうか。このような急激な気温の変化により、体調も崩れやすくなります。新年を健康な身体で迎えられるよう、皆さんが日常的にできる風邪の予防対策をご紹介します。
・厚着をしない。特に自分で体温調節ができない子どもや赤ちゃんはに厚着をさせないこと。
・十分な量のビタミンCを毎日摂取する。
・菌が多く感染しやすい人混みはなるべく避ける。
・風邪をひいている人の使った食器などは使わない。
・栄養のある物を食べ、食べ過ぎには注意する。
・ビタミン剤や栄養補給品は、風邪の引きはじめの2、3日以内に摂取する。
・小さいときからハンドサニタイザーや除菌ティッシュを使用し、習慣をつけることが大切。
・人混みに行く前に、喉スプレーなどをして菌がうつらないようにする。
・暖房の効きすぎで暑くなっても、急激に寒いところで身体を冷やさない。
・首の後ろにかいた汗は都度拭き取る。汗がひいたときに急激に身体が冷えてしまうため。
・睡眠を多くとる。
カイロプラクティック医学の研究によると、特に首の部分の神経が圧迫されている人は風邪をひきやすくなると科学的に証明されています。身体のどこか一部分でも神経の伝達がスムーズに行われていないことにより、菌や病気の感染を防ぐ免疫力が低下して風邪をひきやすくなるのです。風邪にかかりやすいと実感されている方は、ぜひ一度カイロプラクティックで背骨の歪みによって起こる神経の圧迫があるかどうかの検査をお勧めいたします。
カイロプラクティックは、痛みを取り除く治療だけではなく、背骨の矯正により身体の免疫力が正常に働くようにする効果もあります。従って、痛みを繰り返さない予防だけではなく、風邪や病気の予防にもなります。新年の抱負として、「風邪をひかない健康な身体づくり!」というのはいかがでしょうか。
Dr. 石谷三佳
石谷ヘルスセンター院長。パーマーカイロプラクティック大学院卒後、ハーバード大学医学部専門課程終了。米国、米国小児、ニュージャージー、日本カイロプラクティック協会会員も務め、2008年には「Chiropractor of the Year」を受賞。寄稿著者に“Neck Pain…
You Don’t Want It, You Don’t Need It”がある。
石谷ヘルスセンター
1600 Parker Ave Fort Lee, NJ 07024
◆問い合わせ:201-302-9993
www.ishitaniclinic.com
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