9日付のエーエム・ニューヨークによると、ブルックリン区のネイビーヤードにできる新施設「ビルディング77」にブルックリン発の人気食品ブランドやレストランが多数入ることが同日明らかになった。
同ビルは、ニューヨーク市が倉庫跡地を、製造施設も併設した複合型商業施設として再開発したもの。同区が誇る地ビール大手「ブルックリン・ブリュワリー」の新本社や製造工場が入ることが既に決まっていたが、このほど人気コーヒーチェーン「ブルックリン・ロースティング・カンパニー」や、スムージーが人気のカフェ「ブルックリン・グリーナリー」のほか、同区とゆかりのあるブランドが店舗を構える予定であることが新たに発表された。
これらの店で提供される食品のほとんどが、店内で製造や調理されることがコンセプトとなっており、「この場で作ることで、訪れる人々に新鮮で質の高い食べ物を提供することができる」と同施設を手掛ける開発業者のデイビッド・エレンバーグCEOは話す。また、同区で人気のチョコレートショップ「マスト・ブラザーズ」などのキオスクも設置される。
同施設は2017年の夏ごろに開業予定。