10日付のDNAインフォによると、マンハッタン区の2番街を通る地下鉄工事のため一時的に場所を移していたバス停が、今月末までに元の場所に戻ることが決定したという。
ニューヨーク市交通局(NYCT)はこのほど、バス停の移動は地下鉄工事の終了した72~96丁目が対象であることを明らかにした。ほとんどのバス停は元あった場所に戻されるが、一部例外もある。例えば、M15のセレクトバスは、88と89丁目の間にあったバス停を86と87丁目の間に、100丁目の北西にあったバス停を95と96丁目の間に移動する。また、M15の各駅停車バスは、86丁目のバス停が南西から北西の角に、100丁目のバス停が99丁目の北西にそれぞれ移される。
クロスタウンのバス停も、M96は96丁目の北西と南西の角、同M86は86丁目の北西と南東の角、同M72は72丁目の北西と南西の角に移動するなど、若干の変更が生じている。
第一段階の工事を終え、これまで57丁目から地下鉄NやR線と同じ路線を通ってクイーンズ区方面へ延びていたQ線が、アッパーイーストサイドを通るようになった。1日には新しく72、86、96丁目駅が開設された。