13日付のニューヨーク1によると、マンハッタン区イーストハーレムで12日、ハーレム・デモクラシー・プレップスクールに通う12歳の少年が、13歳の少女に銃を突き付けたとして逮捕された。
ニューヨーク市警察(NYPD)によると、少年は10日、同区東103丁目のマクドナルドの店内でチキンナゲットを食べていた少女に近付き、自分にも分けるよう要求した。少女がこれを拒否して6番線が通る近くの地下鉄駅へ向かったところ、少年が後を追い掛け、駅のプラットホームで銃を取り出すと少女の頭に突き付けて、再びナゲットを要求したという。
少女は銃を払いのけて地下鉄に乗車したが、少年は同じ電車に乗り、その後、同級生とみられる少年らに銃を見せているのを目撃したと少女は話している。少女にけがはなかった。
2人は同じ学校に通っていたため、少女は翌日学校へ事件を報告。少年は強盗未遂の容疑で逮捕された。しかし、これまでに銃は発見されておらず、銃が本物だったかどうかは不明だという。
ニューヨーク市内では、十代の子どもたちが学校に銃を持ち込む事件がたびたび報告されており、昨年4月には同区で、同級生を銃で脅した13歳の少年が逮捕されている。