1月30日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、1999年4月にコロラド州のジェファーソン郡立コロンバイン高校で起きた銃乱射事件の犯人に好意的なメッセージをフェイスブックに書き込んだクイーンズ区の女子高生が同日、逮捕されたことが分かった。
15歳の女子生徒は、自分のフェイスブックにコロンバイン高校で銃を乱射し、12人の生徒と1人の教師を殺害、24人に重軽傷を負わせ事件現場で自殺したエリック・ハリスおよびディラン・クレボルトの写真を掲載した。また、「学校で銃乱射をするとは言わない。でも、この2人を追悼して、学校で銃乱射をしてみたくなる」とのメッセージを投稿。続けて、「2人は私の本当のアイドル。自殺したことを思うと涙が出る」とも投稿した。
この投稿に関し同29日、ニュージャージー州フリーホールドタウンシップの警察に匿名の通報が入ったことにより、警察がこの女子生徒がクイーンズ区ジャマイカの自宅にいることを割り出し、逮捕に至った。女子生徒はフェイスブックで、「チクられた。スワットチームが家を取り囲んでいる」と逮捕時の様子を伝えている。罪状はテロ行為による脅迫で、家庭裁判所に送られたという。