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1月31日付のニューヨーク・ポストによると、マンハッタン区5番街のトランプタワー前で抗議行動を行っていた人らが同日夜に逮捕され、その中に公民権活動家が含まれていたことが分かった。
逮捕者の1人、グウェン・カーは、2014年にスタテン島で白人警官に窒息死させられたエリック・ガーナーさんの母親で、大統領選挙中は民主党のヒラリー・クリントン候補の応援活動を行っていた。最近は、トランプ大統領反対の立場を公にしており、ニューヨーク市内での抗議集会などに精力的に参加。また、公民権運動を推進する「ナショナル・アクション・ネットワーク(NAN)」で若者の活動を指揮する立場にあった。
同日の逮捕者は、ほとんどがNAN関係者だったといいい、その創設者で黒人運動指導者のアル・シャープトン氏の末娘、アシュレイ・シャープトンも含まれている。同氏の広報担当を長く務める人物は、「このような行動は市民としての反抗。故マーチン・ルーサー・キング牧師からの伝統」と説明している。
抗議行動は、トランプ大統領が連邦最高裁判所の判事候補として、コロラド州第10巡回控訴裁判所判事のニール・ゴーサッチ氏を指名したことが引き金となった。
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