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6日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、脚の手術が必要となったホームレスの中学生のため、この生徒が通うブルックリン区の副校長がこのほど、手術費を援助するための募金活動を始めたことが分かった。
ブラウンズビル・コラボレーティブ中学校に通うミア・ブラウントさん(11)は、幼いころ骨肉腫の手術を受け、片方の脚に金属製の人工骨が埋め込まれている。成長するにつれ左右の足の長さに差ができ、現在では2インチ(約5センチメートル)ほども差があって歩行も困難な状態で、早急に金属を取り換える必要がある。
しかしミアさんは現在、母親と2人のきょうだいとシェルターで暮らし、求職中の母親に仕事が見つかるまで手術費の工面は難しいという。
そんな中、先日ミアさんの苦境を伝える記事が同紙に掲載され、支援の声が続々と届いた。ミアさんが通う中学のナイーシャ・シェイド副校長も立ち上がり、資金集めサイトで5万ドル(約560万円)を目標に援助を募っている。
ミアさんと母親のシャミーカさん(35)は支援の声に対し、「2人ではとても乗り越えられない状況。多くの人々が救いの手を差し伸べてくれることに感謝する」と喜んでいる。
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