エアトレイン建設計画を募集 7番線駅とLGA間

 6日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク・ニュージャージー港湾公社(PA)は同日、クイーンズ区のメッツ—ウィレッツ・ポイント駅とラガーディア国際空港(LGA)間を約6分で結ぶエアトレインの建設に向け、建設計画の募集を開始したと発表した。
 募集は4週間で締め切られ、選出された企業は、同駅とLGAに新設される2つの駅の計3駅や、同駅とLGA間の鉄道路線の建設を担うことになる。また、予想される利用者数を算出し分析したり、最適な資金計画を立てるため、民間と行政のパートナーシップなどさまざまな側面を検討し提出する責任も求められる。
 ニューヨーク州のアンドリュー・クオモ知事は、同駅で、地下鉄7番線やロングアイランド鉄道からエアトレインに乗り換えが可能になることから、同計画が旅行者だけでなく市民にとっても恩恵となることを期待していると話した。
 一方、PAのケン・リッパー理事長は1月の理事会で、エアトレイン計画は収支に見合う利用者数が見込めないとして懸念を示し、同時に浮上しているニューアーク・リバティー国際空港へのPATHトレイン延長工事とともに、「準備不十分のまずい計画だ」と評している。

Daily Sun  AirTrain at JFK airport

Daily Sun AirTrain at JFK airport