ニューヨーク市では9日未明から夕方にかけ大雪となり、市内の公立学校は同日休校となった。
ニューヨーク・タイムズによると、ビル・デ・ブラシオ市長による休校の一報は、米国立気象局(NWS)が8日市に大雪注意警報を、またロングアイランド東部に暴風雪警報を発表した直後に伝えられた。市およびニュージャージー州北部、ハドソンバレー、ロングアイランド、コネチカット州沿岸部で、8~12インチ(約20~30センチメートル)の積雪が予測され、9日の早朝から午後にかけては、最大風速35mph(秒速15.6メートル)の突風を伴う最も激しい雪になることも予測されていた。また、全米の空港で9日、2800便以上の欠航が発表され、同時点で、ニューアーク・リバティー国際空港、ラガーディア国際空港、ジョン・F・ケネディー国際空港でも1600便以上が欠航することが明らかになった。
マンハッタン区のセントラルパークでは8日、気温が華氏62度(摂氏17度)に達し、2月8日の記録としては1965年の華氏61度(摂氏16度)の記録を塗り替える暖かい1日となり、半袖姿の人やカフェのテラス、公園などの屋外で過ごす人の姿が見られた。