10日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、米北東部に大雪が降った9日、ニューヨーク市の公立校は休校となったが、一部のチャータースクールで児童を受け入れたという。
41校を運営する市内最大のチャータースクールネットワークである「サクセスアカデミー」は、仕事を休むことができない親を持つ子どもたちに安全な場所を提供するため、当日開校することを決めた。広報担当のニコール・サイズモア氏は、「わが校に通う子どもたちの保護者の多くは、子どもを施設に預ける、シッターを雇うなどの選択肢がない、または限定されているために開校を感謝された」と当日の様子を語った。
当日の出席者数は各校によりさまざまで、正確な数は分かっていないが、欠席した子どもに対する罰則などはないという。
市には、公的資金を受けた民営のチャータースクールが216校あるが、アンコモン・チャータースクールの22校、KIPPチャータースクールの11校、アチーブメント・ファースト・チャータースクールの17校などの大規模ネットワークを含むその多くは休校になった。
ビル・デ・ブラシオ市長は同日、外出を控えるよう市民に呼び掛けていた。