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ニューヨーク市保健衛生局および市動物愛護センター(ACC)は22日、鳥インフルエンザまん延のため中断していた、動物シェルターでの通常のサービスを再開したことを発表した。
市では昨年11月以来、動物シェルターに保護されていたネコの多くから、感染が稀な鳥インフルエンザH7N2型ウイルスが検出され、業務の一部を停止していた。両機関は、米動物虐待防止協会(ASPCA)、マディー基金、ウィスコンシン大学獣医学部と共同で、軽度の疾患から回復するまでの間、一時的隔離シェルターにウイルス感染したネコを収容した。
ウイルス感染したネコの半数以上が、ASPCAの里親センターなどに収容され、ウイルスの完全除去が行われた。また、これらのネコが見つかった動物シェルターでは、消毒が行われた。
市内5区全てのシェルターと車を使った移動式動物里親イベントのいくつかはサービスを再開したが、ウイルスの除去が続く間、隔離シェルターは運営を続ける。
同局は今夏、60万ドル(約6760万円)を費やしACCのシェルターの医療スタッフ増員を計画しており、ネコの出産期が始まる春の間、獣医や動物看護師らは、治療の改善や支援を行うという。
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