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1日付のNY1によると、トランプ大統領がトランスジェンダー保護政策の撤回を進める中、ニューヨーク市では、市立病院としては初となる性転換手術などを専門としたセンターが開設されることが分かった。
市が運営するマンハッタン区ハーレムにあるメトロポリタン病院の同センターでは、LGBTQ(レズビアン、ゲイ、バイセクシュアル、トランスジェンダー、ジェンダークィア)を対象に、転換する性に応じた豊胸手術や乳房切除手術などを行う。
最初に性転換手術を受ける患者の1人となる、ブランディ・コンセプションさんは米南部で男性として生まれたが、性同一性障害に悩み過去には抗不安薬など薬に頼り、生活保護を受けて暮らしていた。長い苦悩の道のりを経てこの病院にたどり着き、ホルモン剤の投与などや豊胸手術を受けるために必要なセラピーを終えて近々、手術に臨む。現在は精神も安定し、職に就いて自立した生活を送っているという。
低所得者向け医療費補助制度(メディケイド)は現在、医療上必要とされるホルモン治療や性転換手術の費用も負担する。トランプ政権の今後の方針が懸念されるが、同センターでは悩みを抱える人々へのサポートを続けていく意向だという。
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