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2月28日付のDNAインフォによると、ニューヨーク市議会のローリー・クンボ議員は、性犯罪の犠牲者への対応を思いやりのあるものにするため、ニューヨーク市警察(NYPD)の警官全員に対し感受性訓練の受講を義務付ける法案を1日に提出すると発表した。
同法案は、1月にブルックリン区グリーンポイント署のピーター・ローズ警部が「顔見知りによる強かん事件が増えているが、通りすがりによるものほど悪質ではないので深く憂慮していない」と配慮に欠けた発言をしたことで、同議員がほかの女性議員らと立案に至った。発言の報道後、市議会の代表者はNYPD性犯罪特捜班の責任者と面会したが、その際感受性訓練を受けている役職は刑事だけだと分かり、警官全員が訓練を受ける必要性を感じたという。
同法案では、警官全員が性に関する嫌がらせや暴行を取り扱う際に必要な感受性訓練を警察学校で受講するよう義務付け、訓練内容は2年おきに更新するよう求めている。
クンボ議員は法案について、「警官全員が訓練を受けることで、無神経な対応を恐れ警察への届け出をためらう犠牲者がいなくなるなど、性犯罪への対応が改善されるだろう」と述べた。
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