MH区にチョコレート博物館 有名職人の店に併設

 2日付のNBCニューヨークによると、マンハッタン区にチョコレートの博物館がオープンすることになり、話題になっている。
 この博物館は、「ミスター・チョコレート」の異名を持つ有名なチョコレート職人、ジャック・トレス氏がダウンタウンの西側、ハドソン通り沿いにオープンする高級チョコレートショップに併設される。「ニューヨークのチョコ物語、チョコレート博物館と体験」が正式名称だ。詳細については近日中に発表される予定だが、関係者によるとチョコレートの試食や作る体験ができるという。
 トレス氏は2000年、ブルックリン区ダンボにニューヨーク1号店としてチョコレートファクトリーを立ち上げ、現在市内に7つのチョコレートショップを展開するほか、グランドセントラル駅のフードコートではアイスクリームやサンドイッチを提供する店を持つ。チョコレート作りのため、カカオ豆栽培の段階からこだわる職人として知られている。
 昨年は、グリニッチビレッジに登場したアイスクリーム博物館が話題を呼び、入場券は100ドルするにもかかわらず瞬く間に売り切れるほど人気が高かった。今回のチョコレート博物館にも、オープン前から期待が高まる。

ジャック・トレスチョコレートの公式ホームページより

ジャック・トレスチョコレートの公式ホームページより