9日付のDNAインフォによると、希望する幼稚園への入学許可が得られず順番待ちをしている児童の数はニューヨーク市内で昨年より減少していることが、8日の市教育局(DOE)の発表により分かった。
昨年には65の幼稚園で1130人が順番待ちをしていたが、今年は4%減少し、54の幼稚園で1083人が待っている状況だという。 待機する児童の数が最も多かったのは、2年連続でブルックリン区ボローパークの公立第160校で94人だった。56人が待つクイーンズ区フォレストヒルズの公立第196校、同区フラッシングの第24校、ブロンクス区のリバーデールの第24校がこれに続く。マンハッタン区アッパーウエストサイドの公立第199校では、30から34人へとわずかに増加していた。
1月13日の期日までに申し込みを済ませた約7万人の入園希望者のうち、71%は第1希望の幼稚園に、84%は第3希望までの幼稚園に入園する。しかし、約1割に当たる7200人は希望するどの幼稚園へも入園できず、そのうち約5700人は学区内の別の幼稚園へ入園するが、定員オーバーとなった学区や学区制のない地区に住む児童は別の学区に通うことになる。