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15日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ニューヨーク市の自転車シェアサービス、シティバイクの利用者の多くは自転車を最寄駅までの移動に使用しており、利用時間も短時間であることが、ニューヨーク大学のルーディン輸送政策・企画センターの調査でこのほど分かった。
利用者が最も多いバイクステーションは、グランドセントラル駅近くのパーシングスクエア・ノースで、以下上位は全て地下鉄駅のそばにあるバイクステーションが占めている。約半数の利用時間が10分以内だった。
調査担当者は、「シティバイクはおそらく、地下鉄に乗るには近過ぎるが歩くには遠い距離の移動に利用されている」と分析し、「シティバイクは観光客に利用されているというよりも、ニューヨーカーが通勤に利用していることが多い」と結論付けた。
マンハッタン区にある地下鉄から0.5マイル(約800メートル)以上離れた住宅や商業ビルの9割以上は、0.5マイル以内にバイクステーションがあるという。便利な環境が整っていることから、同区での利用のほとんどが同区内の利用者に限られている。
シティバイクでは同区北部とそのほかの区での今後の拡大を目指している。
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