トランプ帽子、バーでの反応 150ドルの“売り上げ”

 20日付のフォックス・ニュースによると、トランプ大統領のスローガン「米国を再び偉大に」の頭文字を取った「MAGA」という文字の入った帽子をかぶりニューヨーク市内のバーに入ったらどうなるかという実験を、ニューヨーク・ポストの記者が行い話題を集めている。
 MAGA帽子の男性が市内のバーから追い出されたという事件を聞き16日夜、同紙の記者は早速同じ帽子をかぶりウエストビレッジの人気バー「ザ・ハッピエスト・アワー」に入った。入店後10分ほどでマネージャーがやって来て、約1週間前にこの帽子を巡り同店でけんかが起きたせいか、帽子をすぐに取るよう要請。それに応じ記者が帽子をテーブルに置くと、今度は酒に酔ったとみられる男性2人が「買いたい」と申し出た。記者が冗談で「100ドル」と言うと、2人は合意。さらに友人らしき別の男性がもっと出すと言い出し、値段は200ドルに釣り上がった。
 そのうちの1人が帽子をかぶったところ、再びマネージャーが現れ帽子を取るよう促した。男性らは「トランプはわれわれの大統領だ」と不満を残し店を去った。その際、1人がカウンターの上にあった50ドルをつかんでいったので、結局、記者は150ドル(約1万6600円)を儲けたという。

Gage Skidmore

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