3日付のニューヨーク・ポストによると、ニューヨーク大学(NYU)に通う4年生がニューヨーク市議会議員選挙に立候補しているという。
任期満了を迎えたロージー・メンデス議員の後任として立候補しているのは、NYUで経済学を学んでいるチェタン・ヘブールさん(21)。「チェンジ」が選挙キャンペーンのキーワードで、トランプ政権に対するNYU生らの抗議の声を政治に反映させ、「同世代の人たちとともに世の中を変えていきたい」と抱負を語る。また、「今の市議会は法律を制定してもそれをうまく施行できていない」と批判し、ソーシャルメディアなどを活用して政治の透明性を向上させるほか、市議会で発表される法案などに投票できるポータルサイトの開設、市議会によって施行される法律の支持率集めなども行いたいとしている。
当選すれば2001年に22歳でブロンクス区の市議会議員として選ばれたジョエル・リビエラ元議員と並んで、市史上最年少の議員となる。選挙キャンペーンのための資金集めに奮闘中だというが、「5万人の学生が集うNYUで支持を拡大することができれば」と意気込んでおり、「年齢など関係なく、私の信念は全ての人に通じると思う」と話した。