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5日付のエーエム・ニューヨークによると、ニューヨーク市の観光マーケティング機関NYC・アンド・カンパニーは同日、メキシコ市観光当局との提携を新たにし、観光客を互いに誘致し合うキャンペーンを開始すると発表した。
今月25日からメキシコ市内各所に、「ニューヨークは世界中の人を歓迎します」とスペイン語と英語を織り交ぜた広告を掲示し、同市から訪れる観光客には5月1日~7月末までさまざまな特別割引を提供する。また、ニューヨーク市内で、メキシコ観光の特別キャンペーン広告をリンクNYCのキオスクとバス待合所などに出すという。
同機関のフレッド・ディクソンCEOは「メキシコやカナダ、ヨーロッパなどから市を訪れる観光客が減少している中、互いの関係性を深めていくことが大切だ」と述べた。
ディクソン氏は、トランプ大統領の政策や発言の影響により今年の観光客は30万人ほど減少すると予想し、今年春の航空会社の予約状況からもその予想は的中しそうだと話している。昨年、メキシコからニューヨーク市を訪れた観光客の数は44万9千人だった。市は、今後ほかの国や都市とも提携して観光客を誘致する狙いだ。
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