NY、オーバードーズ急増 2016年で4割増

 薬物などの過剰摂取、いわゆるオーバードーズが原因での死亡例がニューヨーク市で急増していることが6日、分かった。各メディアが伝えた。
 市警察によると、2015~16年で約40%増加し、1300人が死亡した。薬物はヘロインやフェンタニルなどオピオイド系が8割を占める。
 また、5~6日の1日の間に市内でオーバードーズによって9人が緊急搬送され、うち4人が死亡する異常事態だ。

市では対策に追われ、市内各地のコミュニティーセンターなどで救急処置法などを指導している (photo: Edwin J. Torres/Mayoral Photo Office)

市では対策に追われ、市内各地のコミュニティーセンターなどで救急処置法などを指導している (photo: Edwin J. Torres/Mayoral Photo Office)