5日付のニューヨーク・デイリーニュースによると、ニューヨーク市警察(NYPD)は同日、マンハッタン区ローワーイーストサイドにあるアパートのごみ捨て場に捨てられていたチワワに関する情報提供者に、2500ドル(約28万円)の報奨金を支払うことを発表した。
同区のジャクソンとチェリー通りに近い、6階建ての市営集合住宅ブラデック・ツー・ハウシズで3月31日午前8時半ごろ、同住宅の管理人がごみ圧縮機の中にいた、4歳に満たないとみられる黒と茶の毛の体長約1フィート(約30センチメートル)のイジーという名のチワワを発見した。管理人が同住宅の住人らに話した内容によると、ごみ圧縮機のスイッチを入れる前に、何となくドアを開けなければならないような気がしたためドアを開けたという。イジーは、何者かによってごみ捨て用のシューターに投げ込まれた可能性が高い。
米動物虐待防止協会(ASPCA)が運営する動物病院に搬送され、傷の手当てを受けたイジーは、回復に向かっている。ASPCAは、「市でこのような残虐な行為が許されるべきではない。この犬について何か知っている者がいれば、申し出て欲しい」との声明を発表した。